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2012.09.24 第374号

第374号 2012.09.21 --------------------------------------------------------------


              Medical safety club              
            http://www.sjrm-medical.com/            
                        
                        NKSJ Risk Management, Inc.
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 いずれ迎える最期のために、自らの意思を明確に書き残す「エンディングノート」が、

いま注目を集めています。自分が死亡したとき、あるいは判断力や意思疎通能力を

喪失したときに、終末期の措置や葬儀、相続などについて、どう対応してほしいかを、

ノートに書き留めておくのです。
 書くべき項目は厳密には決まっていませんが、前述のような事柄のほかに、自分史

や家族への想いなどを書き込む人もいるそうです。遺言書のような法的効力はありま

せんが、本人や遺族の負担を軽減することを目的とする性格の強いものであるため、

決まりや形式にしばられず、本人の手で自由に綴られたノート、というスタイルが重要

なのでしょう。
 最近はフェイスブックに臓器提供の意思表示ができる機能がついたというニュース

も話題となりました。誰もが迎える人生の終末、自分ならどのようにしてほしいか、考

え、行動する人が増えているのかもしれません。
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■今週のMedical safety clubをお届けいたします。
 
▼今週のみどころ
 ●回覧用イラストニュースは、厚生労働省「2011年受療行動調査(概要)」に関す
  る話題です。
https://www.sjrm-medical.com/news/illust/2239

 


 ●イベント・セミナー、読み物のコーナーでは、
 (3)厚生労働省 医政局
    第7回医療事故に係る調査の仕組み等のあり方に関する検討部会
 (7)日本医療機能評価機構 医療事故情報収集等事業
    医療安全情報No.70
 (9)医療情報サービスMinds
    ・『脊髄損傷における排尿障害』の医療提供者向け診療ガイドライン
    ・『小児急性中耳炎』のガイドライン
 (11)日経メディカルオンライン
    ・連載:判例に学ぶ 医療トラブル回避術
    ・NEWS 厚労省が2011年受療行動調査をまとめる
 (13)厚生労働省
    平成23年受療行動調査の概況(概数)
 などを★要チェック★としています。是非ご覧ください。

 


 ●判例に学ぶは、「診療録・看護記録への記載について」の第3回
  「1. 事例3:脳動脈瘤の手術を受けた患者が脳梗塞を発症して後遺症を負い、
                術前の説明義務違反が認められた事例
      2. まとめ」についてです。
https://www.sjrm-medical.com/precedent/2235


 

 ●医事紛争事例は、医師が選んだ医事紛争事例 No.15 
   産婦人科(2)「出産後に大量肺出血を起こし新生児死亡」をお届けします。      
https://www.sjrm-medical.com/dispute/doctor/2237

 


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■1■           ニュース・イベント   
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■回覧用イラストニュース(https://www.sjrm-medical.com/news/illust


・2011年受療行動調査(概要)
https://www.sjrm-medical.com/news/illust/2239

→厚労省は、全国で医療施設を利用する患者の受療状況や、受けた医療に対する
 満足度について、3年毎の調査を行っています。今回の調査は、485施設、15
 万620人からの有効回答を得ました(回収率79.0%)。病院全体に対する満足度
 は、外来患者では49.7%(前回58.0%)、入院患者では64.1%(前回65.9%)
 で、どちらも前回より低下していることがわかりました。

 


▼このコーナーのバックナンバーはこちら▼
http://www.sjrm-medical.com/news/illust


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■イベント・セミナー情報■
(1)日本病院会
 ・平成24年度 病院診療の質向上を考えるセミナー開催のご案内
   日時:11月18日(日)10:00~16:00
   場所:大阪府病院年金会館 地階 コンベンションルーム(大阪市)
   参加費: 会員施設1名6,000円(お弁当を申し込まれる場合は 7,500円)
        非会員施設1名8,000円(お弁当を申し込まれる場合は 9,500円)
   定員:200名
   締切:11月1日 ※200名の定員になり次第、受付を終了いたします。
http://www.hospital.or.jp/seminar/

 

 

 

(2)日本医療機能評価機構(愛知県医療法人協会共催)
 ・病院機能評価受審支援セミナー【新評価体系】・個別相談会
   日時:12月19日(水)13:00~16:30
   場所:名古屋国際会議場(名古屋市)
   定員:100名
   参加費:5,000円
http://jcqhc.or.jp/event/2012/12/post-43.html
愛知県医療法人協会からのご案内↓
http://jcqhc.or.jp/pdf/event/20120919.pdf   


 

★要チェック★

(3)厚生労働省 医政局
 ・第7回医療事故に係る調査の仕組み等のあり方に関する検討部会
   日時:9月28日(金)14:00~16:00
   場所:厚生労働省 専用第22会議室(千代田区)
   議題:(1)医療事故に係る調査の仕組みのあり方について
       (2)その他
   締切:9月26日(水)12:00まで
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002jvpa.html

 

 

 

(4)日本医療マネジメント学会
 ・第12回東北連合会
   日時:11月23日(金)9:00~16:00
   場所:秋田市にぎわい交流館(秋田市)
   プログラム:特別講演、シンポジウム
             一般演題、ランチョンセミナー
   メインテーマ:「連携と協働 ~ Fine Teamwork・Fine Networkの構築 ~」
   参加費:3,000円
http://www.oomorihp.jp/jhm/akita/

 

 

 

(5)ICD制度協議会
 ・第149回ICD講習会
  ※第21回日本口腔感染症学会総会学術大会時
   日時:10月28日(日)15:30~18:00
   場所:熊本県歯科医師会館(熊本市)
   テーマ:血液を媒介とする感染症、輸血学から学ぶ感染予防
   参加費:無料(開催学術集会に参加される場合は別途学会参加費要)
http://www.icdjc.jp/klist.html

 

 

 

(6)日総研
 ・看護現場が輝くディズニーランドの教育から学ぶ職場づくり  
   日時:10月 6日(土)10:00~16:00(東京)
       10月13日(土)13:00~18:00(札幌)
       10月21日(日)10:00~16:00(広島)
       11月 4日(日)10:00~16:00(仙台)
       11月24日(土)10:00~16:00(大阪)
       11月25日(日)10:00~16:00(名古屋)
       2013年3月10日(日)10:00~16:00(福岡)
   場所:フォーラムミカサ エコ(千代田区)、道特会館(札幌市)、
       弘法フォーラム(広島市)、ショーケー本館ビル(仙台市)、
       田村駒ビル(大阪市)、名古屋国際会議場(名古屋市)、
       福岡県中小企業振興センター(福岡市)
   参加費:一般 19,000円(1名につき・消費税込)
          会員 16,000円(1名につき・消費税込)
http://www.nissoken.com/s/13197/index.html

 


▼このコーナーの詳しい検索ページはこちら▼
http://www.sjrm-medical.com/news/eventseminor


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■読み物(安全情報、参考文献など)■
★要チェック★
(7)日本医療機能評価機構 医療事故情報収集等事業
 ・9/18 医療安全情報No.70
       「手術中の光源コードの先端による熱傷」
http://www.med-safe.jp/pdf/med-safe_70.pdf

 

 

 

(8)医薬品医療機器総合機構PMDA
 ・9/18 「医薬品安全対策通知」の「医薬品関連通知」に平成24年9月7日付通知
        「医薬品リスク管理計画に関する質疑応答集(Q&A)について」が

             掲載されました。
http://www.info.pmda.go.jp/iyaku/iyaku_tuuchi.html

 ・9/18 「製薬企業からの医薬品の適正使用に関するお知らせ」に 「テラビック(r)

      錠250mg 投与中における腎機能障害のリスク因子について」が掲載され

      ました。
http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_info/file/kigyo_oshirase_201209_1.pdf


 

★要チェック★
(9)医療情報サービスMinds
 ・9/18 『脊髄損傷における排尿障害』の医療提供者向け診療ガイドラインが
        公開されました。
 
 ・9/21 『小児急性中耳炎』のガイドライン解説が公開されました。
http://minds.jcqhc.or.jp/n/

 

 

 

(10)日本看護協会
 ・9/13 日本看護学会 看護教育 交流集会「夜勤・交代制勤務に関する労働科学の
        知見と健康リスクについて学ぶ」の講演資料が掲載されました。
http://www.nurse.or.jp/nursing/practice/shuroanzen/archive/pdf.html

 

 

 

(11)日経メディカルオンライン
 ・9/19 連載:診療所経営駆け込み寺
        ネット上で誹謗中傷の的に、どのように対処すればいいか
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/kakekomi/201209/526673.html
★要チェック★
 ・9/18 連載:判例に学ぶ 医療トラブル回避術
        判例解説●大阪地裁2009年3月23日判決
        添付文書上は禁忌でも医師の過失は認めず
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/dispute/201209/526747.html
★要チェック★
 ・9/13 NEWS
        厚労省が2011年受療行動調査をまとめる
        病院に満足している患者は外来で50%、入院で64%
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/201209/526769.html

 

 

 

(12)日経ドラッグインフォメーション
 ・9/20 コラム:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
        カタチだけの「お大事に」では意味がない
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201209/526811.html

 

 ・9/20 コラム:笹嶋勝の「クスリの鉄則」
        ビグアナイド系薬の作用と注意点
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/tessoku/201209/526793.html


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■その他■
★要チェック★
(13)厚生労働省
 ・9/11 平成23年受療行動調査の概況(概数)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jyuryo/11/index.html
 
 ・9/6 看護師等医療従事者の「雇用の質」の向上に取り組んでいます
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/quality/

 

 

 

(14)厚生労働省政策統括官付情報政策担当参事官室
 ・9/18 パブリックコメント募集
        「医療等分野における情報の利活用と保護のための環境整備のあり方に関
        する報告書」に関する意見募集について
        締切:10月17日(水)
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495120204&Mode=0

 

 

 

(15)厚生労働省 医政局
 ・9/18 チーム医療推進のための看護業務検討ワーキンググループ
        第24回議事録(7/31付)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002jvl5.html

 

 

 

(16)国立感染症研究所
 ・9/19 <速報> エコーウイルス9型による発疹症―愛媛県
http://www.nih.go.jp/niid/ja/entero/entero-iasrs/2655-pr3921.html

 

 

 

(17)日本医療機能評価機構 産科医療補償制度
 ・9/19 第16回産科医療補償制度再発防止委員会 議事録(8/6付)
http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/pdf/Saihatsu_giji_16.pdf

 

 ・9/18 第14回産科医療補償制度運営委員会 会議資料(9/18付)
http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/pdf/obstetrics_meeting_14.pdf

 

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■2■             判例に学ぶ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
「判例に学ぶ」とは(https://www.sjrm-medical.com/precedent
     シリーズ:判例に学ぶ「診療録・看護記録への記載について」

 

 患者に医療傷害が発生したことにより法的な紛争に発展した場合、医療機関は相
 手方に対して様々な証拠を用いて、患者に施した医療の正当性を説明する必要が
 出てきます。その際に、最も有力な証拠となるのが診療録と看護記録を始めとした

 記録類です。
 しかし、紛争化した段階になって振り返ると、それらの記録が十分でないことが少な

 くありません。適切な医療を行っていたにもかかわらず、その記録に不備があること

 で医療機関側が不利な立場に立たされることもあります。
 本稿では、記録が不十分であることによって、どのように医療機関の責任が追及さ

 れ得るのかを、過去の裁判例等から全4回に亘りお届けします。


・診療録・看護記録への記載 第3回
   1. 事例3:脳動脈瘤の手術を受けた患者が脳梗塞を発症して後遺症を負い、術前
                 の説明義務違反が認められた事例
   2. まとめ
https://www.sjrm-medical.com/precedent/2235


 

これまでのバックナンバーはこちら↓
・診療録・看護記録への記載 第1回
  事例1:新生児が未熟児網膜症で失明したことにつき、病院の過失が認められた
        事例
https://www.sjrm-medical.com/precedent/2167

 

・診療録・看護記録への記載 第2回
   事例2:術後の男児が呼吸停止により死亡したのはアスベリン等の投与が原因
         であるとして、病院の過失が認められた事例
https://www.sjrm-medical.com/precedent/2206

 


▼このコーナーのバックナンバーはこちら▼
https://www.sjrm-medical.com/precedent

 


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■3■           医事紛争事例
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
「医事紛争事例」とは(https://www.sjrm-medical.com/dispute


・医師が選んだ医事紛争事例 No.15 
 産婦人科(2)「出産後に大量肺出血を起こし新生児死亡」
https://www.sjrm-medical.com/dispute/doctor/2237


▼このコーナーのバックナンバーはこちら▼
http://www.sjrm-medical.com/dispute

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□「Medical safety club」について
http://www.sjrm-medical.com/beginners
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□「Medical safety club」のTOPページはこちらから
http://www.sjrm-medical.com/
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医療リスクマネジメント事業部 Medical safety club 事務局
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル
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