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2012.09.18 第373号
第373号 2012.09.14 --------------------------------------------------------------
Medical safety club
http://www.sjrm-medical.com/
NKSJ Risk Management, Inc.
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「女子会と言って出掛けるデイケアー」(74歳男性/千葉県)、「改札を通れずよく見りゃ
診察券」(46歳女性/千葉県)――
社団法人全国有料老人ホーム協会が、毎年敬老の日に向け公募している「シルバー川
柳」の第12回入選作品を発表しました。毎年数々の力作が話題と笑いを生み出している
この企画ですが、今年は8歳から100歳まで幅広い年齢層から、1万句に迫る応募があり、
題材別では「体力・気力・健康」を詠んだ句が最も多かったそうです。なかでも「病院」を扱
ったものが目立ち、治療の場としてだけではなく、待合室での情報交換や病気自慢など、
病院を社交の場としてとらえた句も相当数にのぼったとか。
同協会のホームページには、過去の入選作品も掲載されています。敬老の日の明るい
話題として読んでみるのもいいかもしれません。
【参考】社団法人 全国有料老人ホーム協会 ホームページ
http://www.yurokyo.or.jp/ (accessed 2012-09-13)
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■今週のMedical safety clubをお届けいたします。
▼今週のみどころ
●回覧用イラストニュースは、日本医療機能評価機構の
「医療事故情報収集等事業 平成23年 年報」に関する話題です。
https://www.sjrm-medical.com/news/illust/2208
●イベント・セミナー、読み物のコーナーでは、
(1)近畿厚生局
平成24年度「医療安全に関するシンポジウム」
(3)日本医師会
平成24年度 日本医師会医療安全推進者養成講座
(9)医薬品医療機器総合機構PMDA
緊急安全性情報(イエローレター)・安全性速報(ブルーレター)
(10)医療安全推進者ネットワーク
病院側に不適切な術後管理が認められた判決2件
などを★要チェック★としています。是非ご覧ください。
●専門家コラム「医療機関における震災下の業務継続」は最終回です。
第5回 1.ソフト面の対策(その2)
2.まとめ
https://www.sjrm-medical.com/expert/2204
●判例に学ぶは、先週から「診療録・看護記録への記載について」を全4回
に亘りお届けしています。第2回目の今回は、「事例2 術後の男児が呼吸
停止により死亡したのはアスベリン等の投与が原因であるとして、病院の
過失が認められた事例」についてです。
https://www.sjrm-medical.com/precedent/2206
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■1■ ニュース・イベント
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■回覧用イラストニュース(https://www.sjrm-medical.com/news/illust)
・医療事故情報収集等事業 平成23年 年報
https://www.sjrm-medical.com/news/illust/2208
→日本医療機能評価機構が8月29日に公表した医療事故収集等事業の平成23年
年報によると、報告を義務化された医療機関から1年間に受けた医療事故の件数は、
2,483件(前年は2,182件)で、平成16年に調査をはじめて以来の最多となった。
▼このコーナーのバックナンバーはこちら▼
http://www.sjrm-medical.com/news/illust
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■イベント・セミナー情報■
★要チェック★
(1)近畿厚生局
・平成24年度「医療安全に関するシンポジウム」
日時:11月29日(木)10:00分~17:10
場所:サンケイホールブリーゼ(大阪市)
対象:近畿管内の病院の管理者・医療安全管理者等
定員:約800名
参加費:無料
http://kouseikyoku.mhlw.go.jp/kinki/gyomu/gyomu/iryoanzen/symposium.html
(2)厚生労働省 医政局
・第7回医療裁判外紛争解決(ADR)機関連絡調整会議の開催について
日時:9月21日(金)14:00~16:00
場所:厚生労働省 専用第12会議室(12階)(千代田区)
議題:「医療裁判外紛争解決(ADR)機関の取組等の紹介及び意見交換」
締切:9月19日(水)17:00まで
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002juck.html
★要チェック★
(3)日本医師会
・平成24年度 日本医師会医療安全推進者養成講座
日時:11月10日(土)13:00~17:00
場所:日本医師会 1F大講堂(文京区)
対象:現場で医療の安全推進に取り組んでいる方を重視することとし、
現在、医療機関、福祉関連施設の従事者および都道府県医師会、
郡市区医師会の苦情・相談受付窓口業務担当者等で、業務にあた
っている方
定員:300名
参加費:3,000円
締切:10月31日(水)
http://www.med.or.jp/anzen/yk24.html
(4)神奈川県看護協会
・小規模施設 医療安全「出前ミニ講義」
日程:平成25年2月まで随時受け付け
内容:小規模施設を対象に医療安全に関する出前講義
出前講座のテーマの例
「安全文化の醸成」「KYTについて」「リスク」
「事故分析について」「インシデントレポート提出」
受講料:無料
締切:平成25年2月28日(木)
http://www.kana-kango.or.jp/taisaku/index4.htm
(5)NPO法人ささえあい医療人権センターCOML
・ナース・看護教員のための
コミュニケーション能力・指導方法・スキルアップセミナー
~模擬患者との医療面接、毎回体験できます~
日時:2.コミュニケーションスキルの基本・医療面接を見る眼を養う
10月6日(土)~7日(日)10:00~17:00
3.行動変容への援助・バッドニュースの伝え方
11月10日(土)~11日(日)10:00~17:00
※土曜日が講義、日曜日が模擬患者との模擬医療面接
場所:COML事務所(大阪市)
定員:各回10名
参加費:各回16,000円(全日程参加で45,000円になります)
http://www.coml.gr.jp/katsudo-naiyo-iryosha/koza.html?id-kozaSkillup
(6)全国保険医団体連合会
・第27回 保団連医療研究集会
※2日目に:「医科歯科におけるヒヤリ・ハットの現状と取り組み」の
シンポジウムがあります。
日時: 10月13日(土) 18:00~21:30
10月14日(日) 9:00~15:30
場所:都市センターホテル(千代田区)
参加費:医師:8,000円 / コ・メディカル:500円 / 学生・市民:無料
(東京保険医協会会員および家族・従業員の参加費は協会が負担)
定員:500名
http://www.hokeni.org/top/sgroup/2012sgroup/1210sgroup.html#2012iryouken
(7)一般社団法人 日本医療福祉設備協会/一般社団法人 日本能率協会
・HOSPEX Japan 2012
日時:11月14日(水)~16日(金)10:00~17:00
場所:東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場)東展示棟(江東区)
内容:病院・福祉設備機器に関する専門展示会
参加費:1,000円(税込)
※ただし、展示会入場登録カード、事前登録証持参者
および学会参加者は無料
http://www.jma.or.jp/hospex/ja/top/iryou.html
▼このコーナーの詳しい検索ページはこちら▼
http://www.sjrm-medical.com/news/eventseminor
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■読み物(安全情報、参考文献など)■
(8)医学書院
・9/10 週刊医学界新聞
第2993号 【対談】 M&Mカンファレンスで医療の質“カイゼン”を始めよう!!
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02993_01
★要チェック★
(9)医薬品医療機器総合機構PMDA
・9/11 緊急安全性情報(イエローレター)・安全性速報(ブルーレター)
「ランマーク(r)皮下注120mgによる重篤な低カルシウム血症について」
「ランマーク(r)皮下注120mgを使用される患者様とご家族の皆様へ」
http://www.info.pmda.go.jp/kinkyu_anzen/kinkyu_index.html#kinkyu_anzen
・9/11 医薬品関連情報
使用上の注意の改訂指示
デノスマブ(遺伝子組換え)
http://www.info.pmda.go.jp/kaitei/kaitei2012.html
★要チェック★
(10)医療安全推進者ネットワーク
・9/13 病院側に不適切な術後管理が認められた判決2件(No.222、No.223)が
判例評釈に掲載されました。
http://www.medsafe.net/contents/hanketsu/hanketsu.html
(11)日経メディカルオンライン
・9/12 愛野記念病院名誉院長の松本慶蔵氏に聞く
インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチン併用の時代
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/flu/vaccine/201209/526701.html
・9/10 連載:なにわのトラブルバスターの「患者トラブル解決術」
トラブルを迎え撃つ心構え(その5)
最も難しい! 精神疾患が疑われる問題患者への対応
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/naniwa/201209/526533.html
(12)日経ドラッグインフォメーション
・9/12 コラム:熊谷信の「薬剤師的にどうでしょう」
「アダラートCR錠20mg 2T 2X」の処方箋にどう対応する?
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/kumagai/201209/526703.html
・9/12 ヒヤリハット事例に学ぶ
澤田教授の「育薬」道場
グルカゴン注射剤の処方箋を初めて応需しとまどう
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/hiyari/201209/526641.html
・9/11 不眠症レビュー
Vol.5 併用薬だけでなく飲酒にも注意を
愛媛大学医学部附属病院薬剤部教授・荒木博陽氏に聞く
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/special/sleep/201209/526484.html
・9/10 コラム:笹嶋勝の「クスリの鉄則」
消化管運動改善薬の特徴
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column/tessoku/201209/526662.html
(13)日本医療機能評価機構 医療情報サービスMinds
・9/13 『急性胆管炎・胆嚢炎』『急性膵炎』『胆道癌』『う蝕(虫歯)』
『子宮頸がん検診』『大腸癌』『胃がん検診』『高血圧』『前立腺がん
検診』『腎癌』『脳卒中』の医療提供者向け診療ガイドライン(英語版)
が公開されました。
http://minds.jcqhc.or.jp/n/
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■その他■
(14)日本医療機能評価機構 産科医療補償制度運営部
・9/13 第36回産科医療補償制度審査委員会 議事要旨
http://www.sanka-hp.jcqhc.or.jp/pdf/sinsa_36_gijiyousi.pdf
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■2■ 専門家コラム
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専門家コラムとは(https://www.sjrm-medical.com/expert)
8月10日から9月14日まで全5回に亘り、「安全情報」といたしまして
「医療機関における震災下の業務継続」をお届けいたします。
今回で最終回です。
・医療機関における震災下の業務継続 第5回
1.ソフト面の対策(その2)
2.まとめ
https://www.sjrm-medical.com/expert/2204
これまでのバックナンバーはこちら↓
・一括ダウンロードはこちら
https://www.sjrm-medical.com/expert/2072
・医療機関における震災下の業務継続 第1回
1.震災下の医療機関における業務の分類
2.被害想定と事前対策の策定・実行
※記事内の図1、2はクリックすると、拡大した図をご覧いただけます。
https://www.sjrm-medical.com/expert/2073
・医療機関における震災下の業務継続 第2回
ハード面の対策(その1)
https://www.sjrm-medical.com/expert/2099
・医療機関における震災下の業務継続 第3回
ハード面の対策(その2)
https://www.sjrm-medical.com/expert/2125
・医療機関における震災下の業務継続 第4回
ソフト面の対策(その1)
※図4をクリックすると、鮮明なファイルがご覧いただけます。
https://www.sjrm-medical.com/expert/2160
▼このコーナーのバックナンバーはこちら▼
https://www.sjrm-medical.com/expert
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■3■ 判例に学ぶ
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「判例に学ぶ」とは(https://www.sjrm-medical.com/precedent)
シリーズ:判例に学ぶ「診療録・看護記録への記載について」
患者に医療傷害が発生したことにより法的な紛争に発展した場合、医療機関は相
手方に対して様々な証拠を用いて、患者に施した医療の正当性を説明する必要が
出てきます。その際に、最も有力な証拠となるのが診療録と看護記録を始めとした
記録類です。
しかし、紛争化した段階になって振り返ると、それらの記録が十分でないことが少な
くありません。適切な医療を行っていたにも関わらず、その記録に不備があること
で医療機関側が不利な立場に立たされることもあります。
本稿では、記録が不十分であることによって、どのように医療機関の責任が追及さ
れ得るのかを、過去の裁判例等から全4回に亘りお届けします。
・診療録・看護記録への記載 第2回
事例2
術後の男児が呼吸停止により死亡したのはアスベリン等の投与が
原因であるとして、病院の過失が認められた事例
https://www.sjrm-medical.com/precedent/2206
これまでのバックナンバーはこちら↓
・診療録・看護記録への記載 第1回
事例1:新生児が未熟児網膜症で失明したこと
につき、病院の過失が認められた事例
https://www.sjrm-medical.com/precedent/2167
▼このコーナーのバックナンバーはこちら▼
https://www.sjrm-medical.com/precedent
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□「Medical safety club」について
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医療リスクマネジメント事業部 Medical safety club 事務局
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